岩内の酪農のお話し

岩内町で牛乳といえば、倉島乳業さん。
とイメージする人が多いはず。

何故なら、岩内町内の学校給食で飲む牛乳は倉島乳業さんの牛乳で、岩内高校のグランドの隣りに本社があるので、旧岩内高校の校舎があった頃は乳牛が草を食べている景色も見れたり、岩内円山温泉郷に向かう通りでも、放牧されている乳牛を見掛けることもあった。

放牧酪農

20歳の頃から、代々受け継いだ酪農を営む品田さんは、40年以上の経験を持つ品田牧場の三代目。

「岩内町内では、乳牛の酪農をしているところは3軒ある。乳牛は31頭で規模は小さいけど、牛たちが食べる草の量とか考えたら、今の規模になったんだよ」と、お話ししてくれました。

酪農の他、お米を作ったり、乳牛の餌となるデントコーンを作る農家も兼業しています。
品田さんファミリーの愛情を注がれて育った乳牛たちは、人懐っこい!!と思うほど、牛さんから近づいて来てくれました。
匂いを嗅いだり、舐めったりしてくれます。

だけど、こちら側から近づくと離れてしまうのです。

自然のリサイクル

を食べ、をし、肥料に変わる。
また、草が栄養分を吸う。という自然のリサイクルに繋がっています。

生乳と牛乳

生乳とは、牧場の牛から搾乳されたばかりの、まだ殺菌も加工も施されていない状態の乳のこと。

生乳を原料に
牛乳・バター・チーズ・ヨーグルトなど、さまざまな乳製品が作られます。

一般家庭で、生乳を飲む場合は鍋に入れて加熱処理をします。一度、沸騰するまで加熱します。
牧場で搾乳された生乳は、各牧場を回る専用タンクローリー車で集められ、常に低温の状態で鮮度を保ちながら、乳業工場に運ばれていきます。
殺菌された後、生乳は「牛乳」として市場に出回るのです。
倉島乳業さんの牛乳は、岩内町内の食料品店でも購入出来ますが、町内のお菓子屋さんでも使われています。
たつや洋菓子店 「岩内 牛乳プリン」

倉島乳業さんの牛乳を使った、見た目も真っ白なプリン。寒天を使っていて、ツルン♩と滑らかな食感です♡